取り外しタイプの歯科矯正装置 2種
歯科矯正治療には、ブランケットにワイヤーを通すタイプが一般的で効果もありますが、ワイヤーを使わずに取り外し可能な矯正装置で
歯科矯正をする場合もあります。
装置は違っても、目的は歯並びを整えることで、一般的な歯科矯正と同じです。
この装置のメリットとしては、人前に出るときなどに取り外しておけば矯正をしていることを知られずにすむこと。またワイヤーの矯正に比べて違和感や痛みが軽減することなどがあります。さらに外して磨くことが出来るので、歯磨きもしやすく、装置も衛生的に保つことができます。
しかし大きな移動を伴うような治療はすることが出来なかったりと、症状によっては不可能な場合があります。
そしてデメリットとしては、歯の移動に時間が掛かること。装置の装着が自己管理になるので、外している時間が長いと、歯の動きは更に遅くなってしまいます。また仕上がりはワイヤーを使った 歯科矯正 の方がレベルが高いようです。
このほかに、口呼吸などの癖を改善する目的で、取り外しタイプの装置があります。
口呼吸・舌突出・不正な嚥下など筋機能の癖は、噛み合わせを悪くしたり、顔面の発育不全や、歯科矯正の後戻りの原因ともなります。これらの筋機能癖を改善し、顎や歯の成長発育を正常化させ、理想的なかみ合わせの状態に誘導する装置です。
2歳〜5歳の乳歯列の子供 に使用し、顎の正しく噛む訓練や鼻呼吸をする訓練、正しい嚥下方法や舌の位置づけの訓練などをするインファオントトレーナーは、子供 が成長したときに、ブラケットや抜歯などの歯科矯正治療を受ける必要性を防ぐこともできます。
6歳〜12歳の混合歯列期(乳歯から永久歯への生え代わりの時期)には、トレーナーシステムといって、成長に有害な口呼吸を改善し鼻呼吸を促すことによって、歯やアゴの成長を正常化させ、キレイに歯列に誘導していく装置があります。
マイオブレイスは、永久歯列で使用する装置です。この装置は個々の歯に合わせた歯列の発育をコントロールすることができ、中程度から軽度の不正咬合をもつ子供 に適しています。
使用は夜間と日中1〜2時間のみなので、学校や塾へ通う時には使いません。食事や歯ブラシの不都合もなく、とても快適な装置です。
ただ自分で取り外ししてもらいますので、外しっぱなしでは効果は出ません。子供 の協力がとても大切になってきます。