歯科矯正の増えている背景
食物がかわると、アゴの大きさがかわります。
アゴの大きさと歯科矯正の必要な歯ならびには相関関係があります。
【弥生時代】 卑弥呼の食事は・・・食事時間51分 かんだ回数3990回
あわ・ひえ・魚の干物・くるみなど
【鎌倉時代】 頼朝の食事は・・・食事時間29分 かんだ回数2654回
いわしの丸干し・味噌汁・梅干し・玄米など
【江戸時代】 家定の食事は・・・食事時間15分 かんだ回数1112回
かまぼこ・白身魚のお吸い物・煮魚・漬け物・ご飯など
【昭和初期】 祖父母の食事は・・・食事時間22分 かんだ回数1420回
豆の煮物・たくあん・麦ご飯・野菜の煮物など
【 現 代 】 子供 たちの食事は・・・食事時間11分 かんだ回数620回
コーンスープ・ハンバーグ・スパゲティ・ポテトサラダ・パン
上のデーターは、神奈川県歯科大学の大学生が、
復元した献立を食べて、時間とかむ回数を調べたモノです。
かむ回数は6分の1以下、食事時間は5分の1になっているのが分かります。
現代の子供 の小さいアゴの原因は食生活と言われています。
そして歯科矯正の必要な歯ならびもとても増えています。
最近、親知らずの生えない子供 が多いのも、進化(退化?)の一例かもしれません。
現代の子供 が歯科矯正するとき、もっとも割合の高いのが乱くい歯です。
次に多いのは受け口。3番目は切端咬合といって上下の歯が先端でかみ合うもの。4番目は出っ歯となっています。
歯科矯正が必要と言われる子供 は毎年増えており、治療件数も増えてきています。
昭和56年から厚生省も「歯科疾患実態調査報告」で歯並びと 歯科矯正 の調査を始めましたが、 歯科矯正 の必要な子供 は半数を超えると言われるほどです。
さらに専門医の間では、厚生省の調査はだれが見ても歯並びが悪いケースのみを拾い上げているため、実態より低い数値であるという見方もあります。 歯科矯正 をせずに歯並びのよい子供 は、クラスに2人ほどで大変少なく、探すのが大変なほどになっています。