歯科矯正の最先端スペシャリスト
【EBOとは】
EBO( The European Board of Orthodontists )というのは、「ヨーロッパ矯正歯科専門医認定試験」のことです。
欧州矯正歯科学会(EuropeanOrthodonticSocuety)が行っているBoardで、1997年に発足しました。
試験は、毎年7月にヨーロッパで開催される歯科矯正の学会に先駆けて2日間にわたって行われます。
試験の内容は、課題8症例(歯科矯正治療前後および1年以上)の提出と審査、2症例に対する診断・ 歯科矯正 治療方針の立案と口頭試問です。
有資格者は2005年時点で世界で77名。その中で日本人取得者は8名です。
特徴は、
1. 症例の審査基準が明確に定められている
2.ヨーロッパでの教育研修が必要なので、MOrth取得者は受験することが出来る
3.試験に不合格となった場合は、2年以上経過した後に症例を変更の上、再受験はできるが、3回以上の受験はできない
4.課題8症例の全てにおいて、質の高い症例が要求される
です。
【MOrthとは】
MOrth( Membership in Orthodontics of Royal College of Surgeons of Edinburgh )というのは、「英国矯正歯科認定医試験」のことです。
英国には、イングランド、ウエールズ、スコットランド、北アイルランド の各地域ごとに歯科矯正専門の認定医集団がありますが、MOrthは、スコットランドを代表する認定医組織のもので、本部がイギリス王立エジンバラ大学にあります。
日本人の有資格者は、2005年時点で22名です。
試験が英国だけでなく世界各地で行われるので、利便性に優れる海外試験であるのですが、全て英語で行われる試験のため、語学力は必要となります。
試験内容は、
@ 5症例を提出し各試験官が審査・試問、
A 歯科矯正治療に関する口頭試問、
B 3症例に対する診断・治療方針立案、
C 診療室での患者診断(2症例)
となり、試験はEBOよりも難しい、といわれます。
【ABOとは】
ABO( The American Board of Orthodontics )というのは、「米国上級矯正歯科医師資格」のことです。日本人の取得者は、2005年時点でわずか5名。
(受験資格として米国かカナダの教育終了が条件であるため日本人の受験が困難)
世界で最も難しいと言われる権威ある試験制度で、取得まで数年に及び1次試験から3次試験まで行うものです。
米国の歯科矯正専門医教育のシステムは、日本に比べて非常に専門的なものとなっています。
まず歯科大学を卒業して、歯科医師としてのライセンスを取得する。
その後、国などに認定された卒後研修コースを新たに受験し、歯科矯正治療の矯正臨床を2〜3年学ぶ。
その間、歯科矯正領域の講義を受けながら 歯科矯正 の臨床経験を積む「専門教育システム」が確立されています。
そして、さらに卒後研修コースを終了した後、 歯科矯正 臨床医として社会に出る前に「資格試験(ケースプレゼンテーションと口頭試問からなる矯正専門医の認定試験)」が実施されており、その合格によって『 歯科矯正 臨床能力を身につけた』ということが始めて証明され、
歯科矯正専門医となれるのです。